やる気の話
やる気が起きないのは危機感がないから。
危機感がないということは、現状に満足しているから。
現状に満足している状態が続くと人は、麻痺してきます。
このままでもいいかもしれない。。。
もっと楽しても大丈夫かもしれない。。。
しかし、そんな状態は永遠には続きません。
遅かれ早かれ終わりはきます。
なぜなら、資本主義経済は右肩上がりに成長せざるを得ない環境だからです。
停滞は死を意味しています。
常に良い方法、良い考え方、新たな価値を創造していかなければならないのです。
そんな右肩上がりの資本主義経済で、自分だけ成長しないとどうなるか?
相対的に貧困になっていきます。
周りは成長しているのに、自分だけ取り残されてしまう状態です。
しかも、それはわかりづらく気づかないうちに相対的貧困に陥ってしまうため、気づいた時にはつらい思いをしなければなりません。
本人にはなんの悪気もありませんし、悪意もありません。
ただの善良な市民であっただけでも、それに陥ってしまうところが怖いところです。
挨拶もできて、誰にでも親切な対応をして、勤勉に働いているけれど、先のこと、価値的なことの探究、思考を止めた瞬間ベクトルは右肩上がりから右肩下がりに進んでいく。
昨今の大企業でのリストラや減益、倒産などはそれが原因だと考えます。
極度に煽った大企業信仰。
大企業に入れば生涯安泰みたいな風潮があったが、大企業に入って思考停止した結果が今なんじゃないかな?と思います。
もちろん、多くの蓄えや、親の莫大な財産、不動産収入で生活が成り立つ人は、今はそんなに考えなくてもいいかもしれないです。が、お金の価値は不変ではないことも理解しておかなければなりません。
どんな時代になろうとも生活していける知恵と勇気が必要かと思います。
それに生活に今世は苦労しなかったとしても、来世でどうなるかはわからないと思います。
ま〜、それを言い出したら、今世で金に苦労した人が来世で苦労しないとも言い切れませんが。
とにかく、結論として(良い)経済成長=はたを楽にすることと考えて、より良くすることで経済も成長、自分のお財布もハッピー、みんなもハッピー、徳まで詰めるかも。
ということです。